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コミックマーケット

コミックマーケット(Comic Market、通称:コミケあるいはコミケット)とは、コミックマーケット準備会が主催する世界最大規模の同人誌即売会の名称のことである。

概要

毎年8月(通例、8月15日頃の旧盆にかかる週末)と12月(通例、御用納め以降 - 大晦日)の年2回、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される。開催期間は現在では3日間。8月に開催されるものは「夏コミ」、12月に開催されるものは「冬コミ」と呼ばれる。かつては春にも開催されており、東京ビッグサイトに会場が変更になる前は、東京国際見本市会場(通称:晴海)にて行われていた。それ以前の開催地については「歴史」を参照のこと。
回数を重ねるごとに参加者数が増え続け、現在は一般参加者数で50万人以上を集める、屋内開催としては世界最大規模のイベントとなっている。年齢層も老若男女幅広い。ジャンルに関しても、メジャーな漫画・アニメからマイナーな職業や趣味を題材にしたものまで、様々な分野の同人が一堂に会する。各地方で類似の同人誌即売会が行われるようになり、同人誌・同人作品がインターネットによって時期を問わず入手しやすくなった現代においても、今なお同人界最大のイベントであることは変わっていない。

ちなみに、公式書籍や関連書籍で表される「C××」は、「C」がコミックマーケットの略であり、後ろに開催回数が付く。
例:第81回コミックマーケット→C81となる。

百合的な概要

ここでは、百合ファン向けの概要を記載していく。多分に独自分析の趣を含むが、お役立て頂ければ幸いです。

コミックマーケットと他同人誌即売会の違いは、「流行」の如実な反映という点にある。流行のジャンルで同人を描く場合、知名度と参加者数の多さから考えても、コミケに作品を出そうとする作家が多くなる。そのため、百合ジャンルで考えると、「××という作品のキャラで百合同人が読みたい!」という場合は、コミケに赴くと満足できるだろう。コミケだけでは物足りなくなった人は、その作品だけを取り扱う「オンリー系同人誌即売会」にステップアップすると良いだろう。
それとは違い「百合姫にあるような、オリジナルの百合同人をいっぱい探したい!」という場合は、コミケよりもコミティアのような創作・オリジナル同人専門の即売会や、GLFなどの百合ジャンル専門の即売会に足を運んだ方が、良い出会いを望める場合がある。コミケにもそうしたジャンルはあるが、人気ジャンルに割り振る数が多くなってしまうのは致し方ない。コミケの凄まじい人出が苦手だったり、盆や暮に予定が合わず、春と秋開催のコミティアなどの方が出やすかったりするのでそちらに参加する百合同人作家の方も多い。
コミケは「今一番流行っているジャンル」を知り、「そのジャンル・作品の百合」を探すのに向いていると言える。

参加形態

コミックマーケットの参加形態は、以下の4種類に大別される。
①サークル参加者・・・同人サークルとして参加し、同人誌やグッズの頒布を行う。事前の応募や登録が必要。

②企業参加者・・・・・法人・団体の形で参加する者。販売ブースは“企業ブース”とも呼ばれる。

③スタッフ参加者・・・コミックマーケットの企画・準備・当日の進行といった作業を行う。
           基本的にボランティアである。

④一般参加者・・・・・上記のいずれにも当てはまらない参加者。事前申請などは必要なく、
           入場料無料で参加可能。ただしお客という扱いではない
           コミケは全員が参加者で、全員でこの場を作っていくという理念がある。

それぞれの参加形態に応じた注意点が存在するが、詳細はリンク先を参照のこと。

主な歴史

以下、コミックマーケットの主な歴史を記す。百合ジャンルに関連の深い部分も付加しているので、参照されたい。

年度回数開催地・備考
1975冬第1回12/21、東京虎の門の日本消防会館にて初開催。参加サークル32。参加者700名。
1976春夏冬第2~4回板橋産業連合会館にて春・夏・冬開催。各種学校休みに合わせた形が定着。第4回にて初のカタログ発行。
1977春~1979冬第5~13回大田区産業会館にて開催。途中、別場所での開催もあった。第5回にて推定参加者数1000人超え。
1980春~1981春第14~17回川崎市民プラザにて開催。参加者数は各回とも7000人規模で推移。
1981夏第18回横浜産業貿易ホールにて開催。参加者数が10000人を突破。
1981冬~1986夏第19~30回東京国際見本市会場(以後、晴海と略。)にて開催。準備会の内部分裂により、川崎より移動。
1983第23回晴海にて開催。最後の春コミ開催であり、以降は夏・冬の年二度開催となる。
1986冬~1987冬第31~33回この冬の回より、東京流通センターにて各回二日間の開催方式が始まる。
1988夏~1989夏第34~36回開催地が晴海に戻る。第36回には参加サークル1万、参加者数が10万人突破。
1989冬~1990冬第37~39回幕張メッセにて開催。この間に参加者数は20万人を超える。
1991冬~1995冬第40~49回諸問題により、三度晴海での開催。以後、1995年冬まではこの会場での開催が続く。
1996春回数に含めず晴海が閉館となるため、例外的な春開催。サークル・一般参加共に事前応募制の特別回であった。
1996夏第50~現在有明の東京国際展示場(以降、有明と略)にて開催。第51回からは企業ブースを設置。
1997夏第52回有明での開催。夏コミ初の三日間開催を行う。
1997冬第53回有明での開催。カタログ表紙はタカハシマコ先生。
1998夏第54回有明での開催。カタログ表紙は森永みるく先生。
1999冬第57回有明での開催。冬コミでは初の三日間開催。
2000春回数に含めず沖縄にて「リゾコミin沖縄コミケットスペシャル」開催。コミケ25周年のイベントとして開催。
2004夏第66回有明での開催。参加サークル数35000、参加者数が51万人となる。
2007夏冬第72~73回有明での開催。夏の参加者数が55万人と、過去最高を更新。冬も参加者50万人を突破。
2008冬第75回有明での開催。カタログ表紙は蒼樹うめ先生。昨年の冬コミ参加者数を更新、51万人。
2009夏第76回有明での開催。参加者数がまたも過去最高を更新。56万人。東方Project(東方シリーズ)が単独ジャンルとしてコード割当。
2010春回数に含めず茨城県水戸にて「コミケットスペシャル5in水戸」を開催。町興しを兼ねたイベントであった。
2010冬第79回有明での開催。好天に恵まれたこともあり、冬コミ参加者数を更新、52万人。
2011夏第80回有明での開催。東日本大震災に対する各種対応(会場の修理、募金活動etc)を行った。コスプレ規制を緩和。
2011冬第81回有明での開催。参加者数は50万人。
2012夏第82回有明での開催。参加者数は56万人。
2012冬第83回有明での開催。脅迫状により「黒子のバスケ」関連サークル参加見合わせの事態に。参加者数は55万人
2013夏第84回有明での開催だが、全日程猛暑日。近年最も過酷なコミケとなった。参加者も史上最多の59万人を記録。
2013冬第85回有明での開催。コスプレイヤーが2万人以上参加。全日程穏やかな天候。参加者数は52万人。
2014夏第86回有明での開催。近年の直近開催回。「艦これ」が独立ジャンルコードに。最終日は昨年とうって変わって過ごしやすい気温に。参加者数は55万人。

※コミックマーケット公式サイトの記述を参考。

直近の開催要項

前回 コミックマーケット85(2013年12月29~31日 東京国際展示場にて開催)
次回 コミックマーケット87(2014年12月28~30日 東京国際展示場にて開催予定)
特別 コミケットスペシャル6 オタクサミット(2015年3月28日~29日 幕張メッセにて開催予定)

関連項目

外部リンク

コミックマーケット公式サイトhttp://www.comiket.co.jp/
ニコニコ大百科「コミックマーケット」(有志の編集者によって、「参加への注意点」が詳細に記述されている。)http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88