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暑くても・・・(オリジナル)

投稿者:tanaka
2014/12/31 20:33 [ 修正 ]
女の子が引っ付いているだけのお話。
過去に方向性の似たような奴がありましたが(書き終わって気づいたので許して下さいな)まったく同じではないのできっと大丈夫ですよね?
「……暑いんだけど」
「そうだねー暑いね。でも、寒い時期だからちょうどいいんじゃないかな」
「確かに外は寒いけど、部屋の中はそこまでじゃないわよね?」
暖房もついているし、余計に暑くなるようなことはする必要はないと思うの。
わざわざ寄り添って、くっ付くなんてことは。
「佳乃。そろそろ離れてくれない? マジで暑いから」
「えぇ~。美紗ちゃんは私にこうされるの嫌?」
「嫌とかそういう問題じゃなくて暑いのよ!」
別に何処か遠くに行けと言ってるわけじゃない。
ちょっとだけ離れてくれればいいの。ほんの数センチだけでいいから。
ガッツリと密着されると、冬でもキツイのよ。
「大体、何でここまで引っ付かないといけないの?」
「だって美紗ちゃんのことが好きなんだもん。好きだからこうしていたいって思うの~!」
「そんな可愛く言われても、さすがに汗をかくのはどうかと思うわよ?」
暖房の効いた部屋で隙間なく密着をする。
そんなことをしていれば、誰だって汗を掻いてしまうだろう。
じゃあ暖房を切れば? と思うかもしれないけど、それはそれで寒くて嫌なのよね。
程よい温もりなら私だって文句は言わないんだけど……
「いいじゃん。私、美紗ちゃんの汗好きだよ?」
「汗が好きってあんた……」
「だって、イイ匂いだし味も……うん、少ししょっぱいけど大好きな味だよ?」
「ちょっ……ちょっと! 何いきなり人の首筋を舐めてくれてるのよ!」
「えへへ~♪ 美紗ちゃん、エッチのスイッチが入っちゃった?」
「……入らないわよ」
「ちぇー。残念。エッチのスイッチが入ったのなら、いっぱい気持ちいいこと出来たのにぃ」
「露骨に残念そうにするんじゃないわよ。どうせ後でするんだから」
今すぐって気分じゃないの。まぁ……後でちゃんとするけどさぁ。
「そっかー♪ そうなんだー♪」
「今度は満面の笑みね。佳乃……あんた、どんだけエッチがしたいのよ」
「うーん、言葉に出来ないくらい?」
「何よそれ。意味が分からないわ」
「でも美紗ちゃん。凄く嬉しそうな顔してるよ?」
「いいでしょ! 別に」
嬉しいと思ったらそんな顔になっちゃうわよ。
「って、話がズレちゃったけど一旦、離れて欲しいの」
「もぉー。何でそこまで文句を言うの?」
「何回も理由は言ってると思うんだけど……」
最初から一貫して暑いって嘆いてるわよね? それだけじゃ理由として足りないと言うの?
「いいでしょー。私は美紗ちゃんから離れたら死んじゃうのー!」
「年がら年中、くっ付いてるわけじゃないのに?」
「屁理屈はダメー! 美紗ちゃんは大人しくこうしていればいいんだから!」
「……はぁ。ほんと佳乃は我儘ね」
だけど嫌とは思えない。
それだけ私が佳乃のことを好きだというわけでもあるのだけどね。
「ふーん、そんなこと言ってもいいのかなぁ?」
「どういう意味?」
「この後のエッチでいっぱい美紗ちゃんを苛めちゃうよ?」
「……好きにしなさいよ」
どうせ、ここで何を言っても色々と苛める癖に。
普段は温和な感じなのに、エッチの時だけ獣のように私を求めてくる。
最初は怖かったけど、今では激しくされないと満足出来ない。
不本意なことに、どうやら私は佳乃に調教されてしまったということのだ。
「えへへ~♪ 美紗ちゃん、大好きだよっ」
「はいはい。私も大好きよ。それにしても暑いわね」
「そうだねー」
「……」
どうやら今日はずっとこのままらしい。
エッチをするその時までピッタリと密着をしたままで。
「そうだねー暑いね。でも、寒い時期だからちょうどいいんじゃないかな」
「確かに外は寒いけど、部屋の中はそこまでじゃないわよね?」
暖房もついているし、余計に暑くなるようなことはする必要はないと思うの。
わざわざ寄り添って、くっ付くなんてことは。
「佳乃。そろそろ離れてくれない? マジで暑いから」
「えぇ~。美紗ちゃんは私にこうされるの嫌?」
「嫌とかそういう問題じゃなくて暑いのよ!」
別に何処か遠くに行けと言ってるわけじゃない。
ちょっとだけ離れてくれればいいの。ほんの数センチだけでいいから。
ガッツリと密着されると、冬でもキツイのよ。
「大体、何でここまで引っ付かないといけないの?」
「だって美紗ちゃんのことが好きなんだもん。好きだからこうしていたいって思うの~!」
「そんな可愛く言われても、さすがに汗をかくのはどうかと思うわよ?」
暖房の効いた部屋で隙間なく密着をする。
そんなことをしていれば、誰だって汗を掻いてしまうだろう。
じゃあ暖房を切れば? と思うかもしれないけど、それはそれで寒くて嫌なのよね。
程よい温もりなら私だって文句は言わないんだけど……
「いいじゃん。私、美紗ちゃんの汗好きだよ?」
「汗が好きってあんた……」
「だって、イイ匂いだし味も……うん、少ししょっぱいけど大好きな味だよ?」
「ちょっ……ちょっと! 何いきなり人の首筋を舐めてくれてるのよ!」
「えへへ~♪ 美紗ちゃん、エッチのスイッチが入っちゃった?」
「……入らないわよ」
「ちぇー。残念。エッチのスイッチが入ったのなら、いっぱい気持ちいいこと出来たのにぃ」
「露骨に残念そうにするんじゃないわよ。どうせ後でするんだから」
今すぐって気分じゃないの。まぁ……後でちゃんとするけどさぁ。
「そっかー♪ そうなんだー♪」
「今度は満面の笑みね。佳乃……あんた、どんだけエッチがしたいのよ」
「うーん、言葉に出来ないくらい?」
「何よそれ。意味が分からないわ」
「でも美紗ちゃん。凄く嬉しそうな顔してるよ?」
「いいでしょ! 別に」
嬉しいと思ったらそんな顔になっちゃうわよ。
「って、話がズレちゃったけど一旦、離れて欲しいの」
「もぉー。何でそこまで文句を言うの?」
「何回も理由は言ってると思うんだけど……」
最初から一貫して暑いって嘆いてるわよね? それだけじゃ理由として足りないと言うの?
「いいでしょー。私は美紗ちゃんから離れたら死んじゃうのー!」
「年がら年中、くっ付いてるわけじゃないのに?」
「屁理屈はダメー! 美紗ちゃんは大人しくこうしていればいいんだから!」
「……はぁ。ほんと佳乃は我儘ね」
だけど嫌とは思えない。
それだけ私が佳乃のことを好きだというわけでもあるのだけどね。
「ふーん、そんなこと言ってもいいのかなぁ?」
「どういう意味?」
「この後のエッチでいっぱい美紗ちゃんを苛めちゃうよ?」
「……好きにしなさいよ」
どうせ、ここで何を言っても色々と苛める癖に。
普段は温和な感じなのに、エッチの時だけ獣のように私を求めてくる。
最初は怖かったけど、今では激しくされないと満足出来ない。
不本意なことに、どうやら私は佳乃に調教されてしまったということのだ。
「えへへ~♪ 美紗ちゃん、大好きだよっ」
「はいはい。私も大好きよ。それにしても暑いわね」
「そうだねー」
「……」
どうやら今日はずっとこのままらしい。
エッチをするその時までピッタリと密着をしたままで。
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